基本に忠実が、
いちばん早く届ける何よりの極意。

Hさん みえ営業所 2011年入社

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基本の行動を大切にし
当たり前のことを当たり前にやる。

近くにスーパーがない地域に住んでいる方や、足を悪くされている高齢者の方、小さなお子さんがいて買い物に行けない方など、暮らしに 何らかの負を抱えている様々な方に対して、生活用品を届けることで役に立つことができる仕事。そんなやりがいを持ちながら日々の仕事に 向き合っています。入社後は運転から届けるまで一連の作業を一ヶ月半かけて教えてもらった後、一人での配達がスタートしました。配達は 17:30までに終えようと目標を掲げていて、間に合わない時はみんなで分担するというサポートがあります。独り立ちして間もない頃、どうに か自分の力だけでやり切りたいという気持ちが強くなり、焦って確認を怠った結果、商品を誤って届けてしまったことがありました。その商品 は、久しぶりに帰省する娘さんのための注文商品。代わりはありません。しかし間違えて届けてしまった組合員さんのご家族がすでに召し上 がってしまっていたため、お届けすることができませんでした。

楽しみにしていたのに…」と残念そうにする組合員さんの表情を見て、申し訳 ない気持ちで胸がいっぱいになりました。大切なのは一人で全てをやりきることではなく、ミスなく商品を届けること。そのための配達前確認 といった当たり前のことを当たり前にやる大切さを痛感しました。そこから私は変わりました。配達の手順を作り、それに沿った動きをする自 分だけのルーティンをつくることでミスをなくすようにしました。8年経った今も、このやり方は変えずに続けています。ルートを早く回るため には、ミスを起こさないことが何より大切。確認漏れや商品の降ろし忘れがあると、もう一度訪問しなければならず、その分時間がかかります からね。
今はリーダーとしてメンバーを指導する立場にいます。一人ひとりの性格を見て指導方法は変えていますが、全員に伝えているのは、基本 の行動を大切にするということ。慣れると確認作業を怠ったり、注文用紙の未回収のお知らせを入れなかったり。そういう小さなことからミス は起きます。基本なくして迅速な配送はありえない。自身の体験からの大事な教訓をメンバーにはもっと伝えていきたいと思っています。

先輩たちの声

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